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読了目安:9分です -2024.10.4-

こんにちは。

痛みシリーズが続きそうなので・・^^;

他に書きたいことが無限にあり、耐えきれずw別テーマを合間に入れていきたいと思います。

 

1.腕を挙げると嫌な痛みを感じる

今回はこの動きをした際に肩に感じる嫌な痛みについてです。

(この症状の方、かなり多いですので今までも動画やブログで多々挙げたことがあります)

2.要因は複数ある

要因は幾つかあります。

1:肩後部の引っ掛かり

2:肩前部の引っ掛かり

3:肩上部の引っ掛かり

4:胸部から肩にかけての伸びにくさ

5:脇下部分の伸びにくさ

6:肩上部の滑走性の悪さ

7:上腕・前腕・手部の硬さ

8:腹部/背部の硬さ

9:同側大腿部の硬さ

ざっくりこんな感じでしょうか。

これまでの施術回数の大まかな統計ですと、複数が要因となっています。

引っ掛かり要因は全て整える方が、痛み解消度合いをゼロにすることが出来ますし、短期間での再復活も防げます

 

セルフケアでは全ての要因を一度に整えることは難しいことと、これら全てを書くとなると9投稿に分けなくてはなりませんので^^;、今回は1に絞って書きます。

 

3.例:肩後部の引っ掛かり

引っ掛かり、という言葉通り、動かすたびに引っかかる現象が起こるために痛みを感じます。

引っ掛かりはこの辺り。

どこの筋肉が不具合を起こしているわけではなく、筋肉とその上層の結合組織(筋膜)の滑りが悪くなっている為に

 

”動きが悪くなる”、”引っかかる”様な現象が起こります。

 

筋と結合組織についてはこちらの投稿もご参照ください。

 

引っかかる、動きが悪くなることをイメージ図にするとこのような感じです。

筋肉単位で具体的にみるなら、

上記図の青い繋ぎ目部分の動きの悪さ・引っ掛かりにより、腕を上に挙げた時に筋肉と周囲の組織が引っ張られ、痛みを感じます。

(表層:三角筋。下層:上腕三頭筋・棘下筋・小円筋・大円筋・広背筋。隣:僧帽筋)

 

・簡易チェック方法

簡易的にチェックするなら。

①繋ぎ目部分を軽く押す

(硬い・鈍い痛みなど違和感がある箇所)

②押したまま腕を挙げる

押した箇所が要因であったのなら、一時的に引っ掛かりの抵抗が弱まるので痛みが軽減します。

 

・肩後方が硬くなりやすい理由

肩後方は、普通に生活しているだけで頑なりやすい部分です。

 

理由は、

手で物を操作することが多いからです。

 

手で物を操作をするとき、腕が体幹より前に出やすいですよね。

この体勢が数分程度なら滞りは起きませんが、何時間も連続して同じ姿勢が続くとその状態で筋肉・周囲の組織は固定されます。

固定が続くと身体がその状態を覚えてしまい、作業時以外でもその状態が続きます。

 

その状態が続いていると。

いざ伸ばそうと思っても伸びず、動きが出にくくなる現象が起こります。

 

・肩後面が引っかかるのになぜ別の場所が痛くなるのか?

これは簡易的に言えば、全身繋がっている、からです。

筋肉単体にフォーカスを当てると、干渉し合っているように思えませんが、結合組織、、、🤔ご自分の皮膚を引いてみてみてください。

 

明確な繋ぎ目、ないですよね。

結合組織もそのようなものです。

 

この繋がりが、表層一層だけでなく、筋肉の隙間へも続いているのです。

境がない。繋ぎ目がない(繋がっている)からこそ、

筋肉と筋肉の動きを「連動」させて「効率よく動かせる」のです。

 

筋肉の表層や間が繋がっていなければ、人や動物の動きはこんなにもスムーズに動くことはできないはずです。

(実際、硬くなり引っかかると動き悪くなりますよね)

 

肩後方は手が届きにく分見落とされやすい部分でもあります。

 

痛みがあっても腕を挙げられるのであればゆっくり肩関節全方向よく動かすことと、

(こういう場合の「安静」はむしろ悪化させる場合が多い)

 

この動画のようなケアもお勧めです。

画像をクリック

 

「・・・あ、、ちょっと引っかかるかな」

程度はセルフケアでも改善できます。

この状態が長いこと続くと、凍結肩(四十肩・五十肩)になりやすくなりますのでお気をつけください。

 

ケアしにくい部分なので、簡単なケアで済む状態まで整えたい方は赤羽までお越しください☘️

※この部分は私自身よく調整する部分です。手を頻繁に使う方ならケアすることをお勧めします😊

 

整体「華羽」

原田文

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