メール

seitaihanaha@gmail.com

営業時間

水:10:00−12:00/木•金•土:10:00-17:00

読了目安:13分です -2024.10.23-

こんにちは。

頭痛は私もなることもあるので・・・やはりないに越したことはないですよね💦

 

0:緊張型頭痛について

”頭痛”は腰痛と同じで単なる名称なので、痛みの種類も要因背景も異なり複雑です。

分類などについてはこちらのページを載せさせて頂きます。

一般社団法人 日本頭痛学

 

頭痛の診療ガイドライン2021では、

緊張型頭痛は,一次性頭痛のなかで最も頻度の高い頭痛であるが,正確な病態や発症機序は いまだ不明であり,一次性頭痛のなかで研究が進んでいない疾患の 1 つである.現在,緊張 型頭痛の疼痛メカニズムには,末梢性および中枢性疼痛メカニズムが複雑に関与していると考 えられている

と記されています。

 

この疼痛が頭蓋周囲筋(前頭筋,側頭筋,咬筋,翼突筋,胸鎖乳突 筋,僧帽筋)の圧痛を認めるとされています。

筋肉や筋膜の不具合による頭痛、とも言えるかと思います。

 

 

ここでは身体の使い方により「引っ張られた痛み」の場合を書きます✍️

 

1:継続して改善すべきは「肩甲帯」

肩甲帯、は肩甲骨や鎖骨を含めた肩周りの動きを指します。

特に。

鎖骨と肩甲骨の位置痛みを解消するためにも、継続して痛みを引き起こさないためにもとても重要となります。

鎖骨の位置

鎖骨の位置は視覚で確認しやすいので分かりやすいと思います。

 

腕を下ろし、

力を抜いている姿勢の時に鎖骨がこの辺りに位置していると周囲の筋肉は脱力状態になりやすいです。

 

鎖骨が上がり続けていると、単に上がっているだけでなく下の絵の右図の様に前に傾く状態になっています。

これは。

背骨が丸まったことにより

→背骨とつながる肋骨が盛り上がり

→肋骨の上に乗る肩甲骨が前に滑り出した状態

とも言えます。

 所謂「ストレートネック」ですね。

 

2:筋肉を指標に整えるよりも骨格を指標に整える

どこの筋肉を?とフォーカスを当て過ぎると頭痛の場合は特に「治らない・・」となりやすいので、

骨格を下絵の右端の状態に整えていくことを目標にする

と解決しやすいです。

 

後頭部の筋肉の影響で神経に不具合が起きている場合も多いのですが、

その場合であっても頭部・頸部は身体の中でも上端なので

支える土台が変わらない限りは完全に緩むことはありません💦

ですので。

頸部-胸部の骨格を整えることが一番効果的で早く緊張緩和を目指すことが出来ます。

 

3:骨格を整えるには?

もうこれは。外から一気に整えた方が断然早いです✨

ですが😅

赤羽が遠い方も多くおられると思いますので幾つかポイントをお伝えします。

 

先ほどお伝えしたように、筋肉一つ一つに着目し、一つ一つ整えていく方法は頸部頭部に関してはお勧めしません💦

・筋肉の数が表層深層共にとても多く小さいものの多いこと、

・一時的に緩めたとしてもすぐにまた緊張が強くなりやすいこと、

・頸部頭部を支えているのは胸部腰部であること

が理由です。

 

こんなに!あるのですよ・・・頭部の緊張緩和のためには首・肩周り全て整える必要があるので

 

その上でポイントは、

①背骨を立てる(引き上げる)

→基本背骨は丸めない

②肩周りから腕・指先までの筋緊張を解す

③肩甲骨を下方に下げる力を強化する

④肩甲骨を背骨に寄せる力を強化する

です。

 

要は”姿勢を整える”ですね。

※②は末端の力が抜けないと根幹部の力が抜けにくいためです。

 

これらを行い続けることにより、

頭部・頸部の筋肉に緊張が入り続けること

止まります

 

焦ったい様に感じるかと思いますが💦

緊張型頭痛に関しては如何に頭部〜頸部にかけての筋肉に緊張が入らない状態を作ることがとても重要です。

 

省略するようですみませんが・・・また取り出しで姿勢については投稿しますので今回はこちらをご参照ください🙇‍♀️

(このままやるとこの3倍量くらいになります😅)

LIVE動画です。画像をクリックしてください

 

4:参考事例

参考になればと思うので少し事例を書いて終わりにしますね😊

 

事例①

数年来の首・肩周りの過度な筋緊張による筋・筋膜性の緊張型頭痛。痛みや肩周りの違和感がなかった頃が思い出せない。

1回目:痛み確認は施術後直後にできなかった為次回確認したところ10→6の軽減。

4回目:痛み10→2-3の軽減

5回以降:痛み変化は同じ。鎖骨-肩甲骨の位置が次の施術時には4-5割程度戻る状態が続く。

姿勢が変わるまでは繰り返し繰り返し、その方に合わせた姿勢改善方法を繰り返してもらい、

その後2-3ヶ月、整える→状態維持に努めてもらう、を繰り返した。

痛みが戻らなくなると同時に、鎖骨-肩甲骨も上がらず肩周りの筋肉が張らなくなった。

事例にもある通り、骨格の状態維持が痛み解消に大きく繋がりました。

事例の一つなのでその方により状態は違うので整える内容も姿勢改善のための方法も異なりますが対処方法はあります。

※改善、より「丸まる姿勢を止める」「肩甲骨が上がるタイミングに気づく」の方が良くなる確率が高い方もおられます。

 

他の部位にももちろん言えるのですが、肩周りは痛みに直結すると共に、足と比べると骨格変化はしやすいです。

(足は立った途端体重がかかるので「起きている間終始意識し続けて変える」くらい必要)

 

ただ、肩周りから手先までの筋緊張に影響を強く受けるので何気なく力を入れて骨格状態を崩してしまっている時が多いです。

その点踏まえて、骨格状態に意識を向けて脱力姿勢を維持してみてください。

  

 

私も頭痛が多かったことがあるので💦

頭痛はほんと煩わしい痛みの一つです。

緊張型頭痛であれば対処方法は沢山ありますので、この内容が少しでも参考になることを願っております😊

 

お悩みの方はぜひご相談ください✨

 

整体「華羽」  

原田文

 

   

おすすめ記事