読了目安:8分です。-2024.11.11-
ポッキーの日ですね、こんにちは。
前回、冬の肩こり対策を書きましたが、画像を見ていて肩こりと言えば僧帽筋だよな🤔と思って僧帽筋の話題を。
1:僧帽筋は3部構成
僧帽筋はこの様な筋肉ですが、
「上」「中」「下」に分かれ、それぞれ動きが異なります。
画像の矢印の方向で、肩甲骨を動かします。
肩が凝ったなぁ〜、と思う時に緊張を感じる時無意識に触りたくなるのは僧帽筋上部ではないでしょうか☺️
2:硬さは「上」と「下」のバランス崩れ
実際、上部は緊張状態ではあるのですが、その緊張状態が解消されないのは
肩甲骨が上方に留まり続けてしまっている
ことが解消されにくい大きな要因となっています。
「上方にも動くけれど、その動作が終わればニュートラルポジションに戻る」
状態でしたら、緊張し続けて硬くなり続けることは起きません。
僧帽筋上部に緊張を感じる状態は、
ニュートラルに戻れないほど長時間肩甲骨を挙げ続けていた、挙げる頻度が高かった
ために緊張し続けている状態、と言えます。
肩甲骨が下がれない理由としては、上部の緊張だけでなく
下部の引き下げる力が弱くなっている
ことも要因として大きいのです。
「上」が強くなり、「下」が弱まっている
とも言えますね。
3:硬さを緩める前に、下側を整える
①肩甲骨の下方への滑りを改善する
肩甲骨が下がりやすくなるために、まず、肩甲骨の下側の滑りを改善します。
これはこちらの投稿をご覧ください。
②僧帽筋下部を強化
強化と言っても、特殊な筋トレをしなければ鍛えられないわけではありません。
弱くなったのは、使っていなかったから、ですのでその筋肉を的確に繰り返し使えば力は復活します。
単純に、
✔️肩甲骨を下方に下げ、気づいた時に繰り返し行い続けて
✔️上にあげないように気をつければ
良いのですが🤔
動かせているかどうか、は実際に動かしてみて肩甲骨下側がぎゅーっと下内側方向に働いている感じがあるかどうか、が判断基準です。
③下制する力がうまく働かない場合
ただ。
肩甲骨の特徴として、胸郭の上に載っている、ので背骨が丸まっている場合は下に引き下げる力は働きません。
うまく働かせられない方は下記を挙げますのでお身体状態、チェックして見て下さい↓
①背骨が丸まっている(背骨を立てられていない)
②腹部の硬さにより背部に力が入りきらない
③胸部の硬さにより背部に力が入りきらない
④上腕骨が前内側に入り縮こまっている
など。
肩甲骨を下に引き下げるには、背骨を立たせて胸郭を肩甲骨が下がりやすい状態にする必要があります。
下記の状態であれば背部の筋肉は働きやすいです。
とは言っても。
この状態を身体が忘れている場合も多いので、壁など「指標」を使ってまずは背骨が立てられている状態を身体に覚えさせて下さいね😊
④ケア動画
過去に下部を動かす動画を撮りましたのでよろしければこちらをご覧ください。
画像をクリック 動画NO.133
ストレッチポールを使うと背骨と胸郭は固定されますので肩甲骨は働きやすくなりますよ👍
先ほどの画像。胸郭を起こすことに関しては
こちらのライブ動画を早送りや倍速などでご覧ください↓
画像をクリック ライブ動画NO.31
肩甲骨の動きと動かし方についてはこちらもご参照ください↓
画像をクリック ライブ動画NO.19
筋肉は、本来、ニュートラルに骨が戻れれば緊張は自然と抜けます。
蓄積された緊張が抜けにくいのは、骨がその状態に留まる時間が長いからです。
最近の緊張であれば下部の力を復活させる方が解消しやすいです😊
長年の蓄積の場合は、
背部以外に胸部や上腕骨-手部、腹部、太もも、ふくらはぎなど全身調整することで解消されますよ。
ご自分で全てケアするのはちょっと大変だな💦とお感じの場合はご相談くださいね☺️
整体「華羽」
原田文
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