メール

seitaihanaha@gmail.com

営業時間

水:10:00−12:00/木•金•土:10:00-17:00

―肩まわりからはじまる整え方―

2025.6.20 読了目安:14分

こんにちは😊

🔸最近こんな違和感、ありませんか?

✅ デスクワークやスマホ操作のあと、首が詰まったように感じる
✅ 朝起きると、肩や首のこわばりが抜けずスッキリしない
✅ 首を後ろに倒したときや振り向くとき、ひっかかる感じがある
✅ マッサージや整体に行っても、その場しのぎで戻ってしまう
✅ 首や肩の張りが気になるけど、原因がよく分からない
✅ 以前よりも首の可動域が狭くなってきた気がする
✅ 「年齢のせいかな…」と、なんとなく諦めている
✅ このまま放っておくと、もっと固まってしまいそうで不安


思い当たるものがある方は、
首そのものではなく、“その下にある肩まわりや背中の状態”が影響している可能性があります。

本記事では、40代以降の女性にも多い「首の詰まり感」を、
自分で整えていける視点と方法を、
専門的な解説を交えながら、やさしくお伝えしていきます😊

0|首なのに肩周りの説明なの??

「首の問題」と聞くと、つい首そのものに目が行きがちですが、実は首の筋肉は

【肩甲骨・鎖骨・肋骨・背骨】

深く関係しています。

 

ですので、

首をほぐす・伸ばすだけでは一時的な変化で終わってしまうことが多く

「なぜそうなったのか?」

という根本からの見直しがとても大切なんですね。

 

1|なぜ首が詰まるのか?その使い方の癖

首の筋肉が硬く・短くなる理由は、特別な運動や事故などを除くと、普段の無意識な姿勢や動きの癖によるものが大半です。

 

例えば…

  • 背骨が丸くなり、首が前に出る
  • 肩甲骨が上がってしまっている
  • 手先の作業が多く、脇を締めて肩をすくめる姿勢が長時間続く
  • 体幹や肩甲骨を支える筋力が弱まっている

こうした状態は、見た目にはさほど姿勢が崩れていなくても、筋肉のバランスが崩れ、結果として首の詰まり感に繋がります。

 

 

2|首の筋肉はどこに付いている?

首の筋肉と聞くと「首の上のほう」にあるものを想像するかもしれませんが、実際には…

  • 肩甲骨
  • 鎖骨
  • 肋骨
  • 背骨(脊椎)

などに付着しています。

 

つまり、首をほぐしたいなら、まずはその“土台”である肩・胸・背中の状態を整えることが先決なのです。

 

3|整えるための4つのポイント

ここからは、首の詰まり感を根本から改善するために必要な、4つの「整えるポイント」をご紹介します。

 


① 肩関節前面〜胸部を広げる

背中が丸まり、肩甲骨が肋骨にくっついて動きが出ない姿勢になってしまっていると、首の筋肉が縮こまりやすくなります。

まずは、胸の前側や肩関節の前側をしっかり広げるストレッチから始めてみましょう。

 

▶️ ストレッチ例はこちら

 

▶️ 動画はこちらをご参照ください(画像をクリック↓)

※深層筋や関節包が硬くなっている場合、セルフケアだけでは難しいこともあります。その際は徒手でのアプローチが有効です。

 


② 肩関節後面を伸ばす

ここも非常に硬くなりやすい部位です。

特に、

  • 棘下筋
  • 小円筋
  • 大円筋
  • 上腕三頭筋

といった筋肉が密接に関わっており、日常生活ではあまり使われないため、気づかぬうちに硬くなっています。

 

 

▶️ ストレッチ例はこちら

※一日の中で数回習慣的に行うと、硬さが蓄積しにくくなります。

 


③ 肩甲胸郭関節を動かす

これは肩甲骨と肋骨の間にある“隙間”で、肩甲骨が滑るように動くことで首の筋肉も緩みやすくなります。

 

先ほどの①②のストレッチは、肩甲胸郭関節の動きにもつながっていますが、より意識して動かしたい方は、以下動画をご参照ください。

▶️前鋸筋ケア

🟠肩甲骨と肋の間の滑走性を改善します

LIVE41:前鋸筋をケアする1時間

🟠こちらの動画も同様に滑走性改善しますが、方法を変えていますのでお好みの方法でトライしてみてください。

首こり要因を根本からケアして解消する1時間 #LIVE45

※硬さが強くセルフでは難しいと感じる場合は、決して無理をせず、ご相談くださいね。

 


④ 鎖骨-胸部を下げる

最後の仕上げです。
ここまで整えたうえで、鎖骨と胸の上部を「下げる」ことで、首の筋肉が自然と伸びて解放されます。

▶️ ストレッチ例はこちら

この動きは、整える①~③の積み重ねがあるからこそ活きるものです。首だけを無理に引っ張って伸ばしても、すぐ元に戻ってしまいますので!💦

 


4|“首”だけを責めないでください

「首が詰まっているから、首を何とかしなきゃ」と思いがちですが、
本当は首が「がんばっていた」だけかもしれません☺️

 

その下の構造がうまく支えられていないと、どうしても首が頑張らざるを得ないのです💪

 

首の筋肉は決して“ダメになったわけではありません”。
筋肉には**可逆制(元に戻る力)**があります✨

 

諦めずに、丁寧に条件を整えてあげれば、どんな硬さであっても何年来の硬さであっても、必ず柔らかさを取り戻していけます!

これは皆さまの施術を通して確信を持っていることですのでぜひご自分の身体の「変化」を信じてあげて見てくださいね☺️

 


5|いま気になっている方へ。大切にしてほしいこと

症状が「凝り感」のうちは、まだ“大丈夫”な場合が多いです。

 

けれど、

  • 動きの制限が出ている
  • 首を動かすと痛みが出る
  • 痺れや力が入りにくいといった症状がある

…という場合、すでに筋肉以外の組織や神経への影響が出始めているかもしれません。

 

時間が経てば経つほど回復には時間がかかります。

 

「最近、少し気になってきたな」


身体からの合図が出始めた段階で手を打てば、回復も早く、症状も軽く済みます😌

 


6|「やりたいこと」を続けるために

身体は、今からでも、いくつからでも変わっていけます。

それは年齢ではなく、
“今ここから自分を整えていく”という選択をしたかどうかで決まります。

 

これまでがどうだったかは一先ず忘れて☺️、
「これからどう在りたいか」をベースに、ぜひ身体との関係を育てていってください。

 

あなたの“やりたいこと”を、これからもずっと続けていけますように☘️
そのために、身体を資本として、どうかご自身を労ってあげてくださいね✨

 

🧭さいごに

🔸「首の詰まり感…これって私も当てはまるかも?」

Q:首が詰まる感じがずっとあって…でも病院では異常なしと言われました。どうしたらいいですか?
A: 構造上の異常がなくても、肩甲骨や背骨、肋骨まわりの筋肉の硬さが首の動きに影響することはよくあります。
こうした場合、首だけを揉んだり伸ばしたりするよりも、土台である肩まわりや体幹の動きを整えることが有効です✨これは、構造的にも言えることですが、皆様の施術を通してもその方が何倍も早く緩み持続性もとても高いです。


Q:年齢のせいだと思って放置していました。今からでも変われますか?
A: はい、今からでも必ず変化は起こせます。
筋肉や筋膜などの組織には可逆性があります。「気になりはじめた今」が整えはじめのチャンスです。
無理なく続けられるケアを取り入れることで、少しずつでも確実に整っていきますよ❤️


Q:セルフケアで本当に変わるんですか?
A: はい、日々の小さな積み重ねが大きな違いを生みます。
肩甲骨のストレッチや、胸まわりを開く動き、呼吸を深めることも大切なケアになります。
「自分の身体と丁寧に向き合う時間」こそが、変化の土台になります☺️

 


🌱ご相談はいつでもお受けしております

もしこの記事を読んで、「あれ、、自分もそうかも」「何から始めればいいかわからない‥」と感じた方がいたら。

気づいた“今”こそが、大きなチャンスです。

あなたの身体に今、何が起こっているのか。
一緒に探るところから、始めてみませんか?

📩 LINEや✉️にてご相談お受けしております。
小さなきっかけでも、どうぞお気軽に☺️

📍アクセス

東京都北区赤羽(赤羽駅から徒歩5分)
※プライベート空間のため、住所詳細はご予約後にご案内いたします。

🕒 営業時間

  • 水曜:10:00–12:00
  • 木・金・土曜:10:00–12:00 / 13:00–16:30

   

おすすめ記事