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ー痛みの背景と整え方、そして今からでも変われる理由をあなたのからだと共に探りますー

2025.6.22 読了目安:16分です

こんにちは😊

今回は、「膝の痛み」について一緒に探ってみたいと思います。

 

実は。

膝の痛みを訴える方はとても多いのですが、それはただ「膝の問題(関節)」だけではないことも少なくありません。

 

そして、それが分かったときこそ、自分のからだを知る大きなチャンスになるのです。

 


🟨膝が痛い。それは突然ではなく、じわじわと。

先日の60代男性のお客さまを例に、お悩みを一つ。

 
「階段を登る時に、左膝が痛む」

というもの。

 

  • 特に膝の先端あたり、内ももや外ももにも引っ張られるような痛み
  • 動きの制限は特にないが、体重をかけると痛みが出る

これだけ聞くと、「膝の関節かな?」「年齢のせいかも…」と感じるかもしれませんが、実際にはからだ全体のバランスの中で膝に負担が集中していただけ、ということも多いのです。

 


🟨痛みの“出方”から見える、からだからのヒント

私たち施術者は、次の4つの情報から原因を丁寧に探ります:

  1. どの動作で痛むのか?(=どの筋肉を使っているか)
  2. どこが痛いのか?(=引っ張られている部位)
  3. どんな痛みか?(=筋肉の状態を推測)
  4. 動きに制限があるか?(=関節や靭帯の影響)

この方の場合、痛みが出ていたのは「太もも前側」──特に膝のお皿(膝蓋骨)周囲の筋肉でした。

 

ここが硬くなっていると、膝を動かすときに“本来の動きの範囲”を超えて無理に引っ張られ、痛みが生まれてしまうのです。

 

たとえば、

本来は10の動きに対して筋肉も10伸びてくれるべきなのに、

筋肉が硬くなって8しか伸びなければ、動きと筋肉の伸びが合わないので「抵抗」が生まれます。

これが「痛み」の正体。

伸びについてはこちらの記事をご参照ください

 

だからこそ──
湿布やサポーターを常時使う前に、要因をしっかりと見て頂きたいのです。

 
痛みは、からだからの「そろそろ見直しませんか?」というサインなんです。

※様子を見よう、と決めた場合は、期限を決めて、その間に「緩和している」実感が得られるかみてください。緩和、という変化が見られていれば”様子を見る”でも今は問題ないと思います😊

🟨原因の場所は、人によって違う

今回のケースでは「太もも前/外/内/後」でしたが、同じ膝の痛みでも人によって原因は異なります

実際に多いのが──

  • 太もも前側の過緊張(硬く縮んでいる)→大腿直筋
  • 表/内側/外側の滑走不良→大腿四頭筋
  • 裏側の活動低下→ハムストリング/大臀筋
  • ハムストリングと下腿三頭筋の縮み

というパターン。

 

これらの硬さ。

滑走不良のまま無理に動かしていると、いずれ靭帯や軟骨への負担が蓄積され、「変形性膝関節症」などに繋がっていくこともあります。

痛みや違和感の初期から変形が起こることは可能性として限りなく低いです。
 

もっと詳しく知りたい方はこちらのライブ動画をご参照ください
🟠LIVE 37股関節&膝関節の痛みと大腿四頭筋

 


🟨自分でできるケア

膝まわりの筋肉を無理なく緩めるために、おすすめの方法をご紹介します。

▶︎ Step1:膝のお皿の両側をそっと挟み、膝をゆっくり曲げ伸ばし

片手で膝の丸い部分を包むように持ち、挟みながらゆっくり動かすことで、緊張した筋肉が少しずつゆるんでいきます。

 

▶︎ Step2:滑走性ケア

太もも表・内・外・裏、の筋肉と筋肉の間を「分ける」ように圧をかけながらほぐします。

これは動画の方がわかりやすいのでこちらご覧くださいね。

🟠自分で「腰や膝の痛み」を解消するための太ももの硬さや滑走性を整える方法  #166

 


🟨緩めたあとのケアが、本当のスタート

「硬さが取れた=完了」ではなく、

ここからが「快適なからだ」への第一歩です。

 

膝に痛みが生じはじめる大きな原因は、

・コア筋の不活性

・脊椎引き上げ力の低下

・股関節支点の動きから膝関節支点の動きに変わっている

ことです。

この状態を繰り返す限り、痛みがなくなることはありません。

 

膝の痛みは特に、緩める以上に圧倒的に

使い方を変えることが必須

です!

 

使い方を変えるには、今、どんな使い方をしているのか?を客観的にご自身で知ることが一番の近道です。

 

痛いからもっとすぐになんとかしたい!

と焦りや不安も感じることもよくわかります。私も昔不調を感じた時は焦りと不安が強まりましたので。

でも、たくさんの方々を見させて頂き、単に痛みを感じなくなるだけでも「膝」は使い方も変える必要があり、当てはまらない方はいませんでした💦

 

「客観的に見る」ことは慣れないことですので、はじめは”難しい”と感じるかもしれません。

でも、能力の問題ではなく慣れの問題なのではじめだけです😊

 

こちらの動画をご参照頂き、今の身体の使い方を「外から見ている感じ」でご自分の身体を見てみてくださいね。

🟠コア【股関節】足外側の張り/膝痛み続いているなら骨盤周りの力を復活させる #内転筋 #骨盤 #股関節 #164

🟠コア【股関節】骨盤周りの力を復活させる(no.164の後編)#内転筋 #骨盤 #股関節 #165

 


🟨「膝が痛い」── それは変化のきっかけ

膝に違和感があるときは、
**「からだを見直すチャンスが来たんだ」**と捉えてみて欲しいのです。

 

身体は、自分に対して「悪」となることはしません

そこまで意図をもてませんから。

 

合図が私たちにとって”不快”と感じるように出来ているだけで、それは、これからもあなたを不快にさせるよ、という意味ではないのです。

 

今、からだバランス崩れてきているよ

 

という合図のために”不快”という感情を引き起こしているだけです。

 

その感情、うまく利用してください。

 

私たちのからだは、
何歳であっても変われます
そして、今だからこそ気づけることがあります。

 

ぜひこの機会を、自分のからだと向き合う時間にしてみてください😊

 


📺 膝の痛み対策動画

こちらの動画も参考になると思いますので見てみてください☘️

🟠LIVE 37股関節&膝関節の痛みと大腿四頭筋

 

🟠腰背の硬さが増している理由は、「感覚」が鈍くなってきているのかも?ー筋肉へのアプローチの前にやってほしいことー

🟠膝に痛みが続く方に見られる、歩く時に脚が真っ直ぐ前に出ていない現象とその解消ケア #168

 


💡よくあるご相談 Q&A

Q. 膝の痛みって、年齢のせいですか?
A. 年齢だけが原因ではありません。筋肉の使い方やからだのクセによっても変化します。いくつになっても改善できます。

Q. セルフケアをしても変化が出ないのですが…
A. 正しい場所・正しい方法で行えているかが重要です。一度専門家に見てもらうことで、必要なケアが明確になります。

Q. ずっと続いている痛み、諦めるしかないですか?
A. 諦める前に、「今のからだ」を一緒に見直してみませんか?変化を起こすきっかけは、いつだって今から始められます。

 


☘️最後に:こんな方は、ぜひご相談を

テレビや本、ネットには様々な情報が溢れています。
でも──

  • 情報が多すぎて、何が正しいか分からない
  • 自分に合っているのか不安
  • 試してみたけど変化がない

そんなときこそ、「あなたのからだ」に実際に触れて、何が起きているのか一緒に探るプロセスが必要です。

 

そのために、私たち専門家がいます。

 

「今のうちに、ちゃんと見ておきたい」
「これからの人生をもっと快適に過ごしたい」

そう感じた方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

一緒にからだを探求していきましょう✨

 

これまで何をしても変わらなかった

は、これからも何をしても変わらない。ことでは絶対ありません

その日々は、その方法ではなかった、とご自身を知る機会であったのです。

その日々も労って頂きたいです😊

 

本当はどうしたいか

はいつでもどんな時でも、”わたし自身が一番知っている”、と私もよく自分に問う度に教えられてきています。

 

どうなったら身体も心も喜んでいるか??😊

 

あなたのからだが、また自由に動けるように。
その一歩を、共に探っていけたら嬉しいです。

fumi

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※プライベート空間のため、住所詳細はご予約後にご案内いたします。

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