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ー変化を味方に、心地よく動ける身体を取り戻すー

2025.6.6 読了目安:8分です

こんにちは。


今日は「腰背部の硬さ」にフォーカスし、年齢による変化を“衰え”としてではなく“変化”として捉え直すことで、今からでも身体を整えていける可能性についてお話しします。

 

年齢を重ねる中で、腰背部に硬さを感じる方は少なくありません。

ですがその原因を「年だから仕方ない」と思ってしまうと、身体を変えるチャンスを逃してしまうかもしれません。


今見ている視点だけでなく、少し角度を変えて身体を見つめることで、まだまだできることがあるはずです。

 


🔸年齢とともに腰背部が硬くなる理由

腰背部の硬さには、以下の3つの変化が大きく関係しています:

①ライフスタイルの変化

年齢やライフステージにより役割や必要性が変わり、活動量が減っていきます。
「役員になり会議中心で座る時間が増えた」「子育てを終え、自宅でゆっくり過ごす時間が増えた」など、どなたにも当てはまる変化です。
活動量の減少は体力の低下を招き、体を支える筋肉の働きや柔軟性にも影響を与えます。

ライフスタイルの変化として、「使い方が固定される」ことも硬さ蓄積に起因します。人のからだも脳も、効率化のために繰り返されることには意識を向けなくなります。それにより他のことに労力を使うことができる反面、意識を向けずにいることに対しては”鈍感”になっていきます。これは下記の固有受容覚の変化にも共通していきます。

②筋肉量・質の変化

40代以降は、速筋と呼ばれる俊敏な筋肉の割合が減り、ゆっくり持続して使う遅筋が増えていきます。
この変化により、若い頃のように軽やかに動く感覚が減り、動き自体も落ち着いてきます。
これは決して悪いことではなく、筋肉の質の変化に応じて体の使い方を変えることがポイントです。

③感覚(固有受容覚)の変化

「今、身体がどんな状態か」を感じる感覚は、動きに合わせて使わなければ徐々に鈍くなっていきます。
「硬い」と感じる部分に気づけなかったり、動きにくくなっていることを自覚できないまま過ごしてしまったりするのは、この感覚の変化が影響しています。
ただしこの感覚は意識して使い続ければ、年齢に関係なく高めていくことができます。

 


🔸気づけない硬さが変化を妨げている

施術を通してもよく見られるのは、

  • ご自身で感じている硬さと実際の硬さの差が大きい(思っている以上に硬い)
  • 硬いと感じていても、どこがどう硬いのかが漠然としている
  • 硬さを自覚している部分が限られている
    といった、自分の身体への“認識のズレ”です。

認識と実際の硬さにギャップがあると、セルフケアの方法や強度が合わず、思うように変化が出ないケースが多くあります。

 


🔸硬さへの気づきを高める方法

「変化を感じ取る感覚」を高めるために、まずは呼吸を通して自身の身体に意識を向けることをおすすめしています。

 
ただ、最初から呼吸だけで感覚を捉えるのは難しい方も多いため、タオルを使って身体に触れる面積を増やし、自然と感覚に意識を向けやすくする方法をお伝えしています。

 

具体的な方法は、こちらの動画で紹介していますので、ぜひご覧ください。

上記の動画の続きとなります⬇️



🔸感覚を磨くと「緩んだ状態」を持続できる

「筋肉の硬さはストレッチやマッサージで直接緩ませないとダメ」と思われがちですが、実は日々の過ごし方や感覚の使い方次第で、硬さの蓄積を抑えることができます。


お客様の中には「セルフケアが続かない」と悩まれる方も多いですが、

「あ、骨盤が倒れてるな」

「背中が丸まってきたな」

と日常で気づきが増えるだけでも、硬さが増すスピードは緩やかになります。

 


🔸さいごに

身体は何歳からでも変わり続けていけます。


今、「硬くなったな」と気づけたこのタイミングこそが、身体を見直すチャンスです。


「なんだか最近、背中が硬くなってきた気がする」「ケアをしても変化を感じにくい」など、思い当たることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください🍀

 

あなたがご自身の身体とより深く向き合い、心地よく動ける毎日を取り戻せるよう、優しく寄り添いながら一緒にサポートしていきます☺️

 

📍アクセス

東京都北区赤羽(赤羽駅から徒歩5分)
※プライベート空間のため、住所詳細はご予約後にご案内いたします。

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