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過去の施術記録をもとに、
身体の見立てから施術、身体の使い方の提案までをまとめてみました。

あくまで一例であり、
身体の知識として理解するためのものではなく、

当院でどのように身体を見て、
どのように施術を組み立てているのか。

その流れの一例としてご覧いただければと思います☺️

※こちらは90分の中で実施した内容で、継続利用のお客様の記録です。普段運動をされている方なので身体の変化は出やすい方です。
※内容を簡略化するため、あえて筋肉のみ記載しており、他組織や靭帯などは省いております。

ー60代のお客様ー

🟠主訴
・肩周りの動きにくさと重だるさ
・内転筋の伸びにくさの継続
・ふくらはぎの張りと、骨の間を押すと強い痛み

🟢身体の状態と評価

●肩周囲の動きの制限
・肩甲胸郭関節の可動域低下
・特に肋骨上での肩甲骨の滑走が不十分
・肋骨が前方につぶれ、その上に肩甲骨が乗り上げる形
・肩甲骨・上腕骨ともに前方スライド傾向
→肩甲上腕関節の詰まり+大胸筋の短縮

●動きの連鎖と要因
肩関節の内転・内旋の背景には以下の連鎖

肩関節の詰まり

肩甲胸郭関節の可動性低下

肋骨の前方圧縮

【主な要因】
① 体幹の支持低下(多裂筋・腹横筋・横隔膜・骨盤底筋の連動低下)
② 骨盤支持低下(股関節・大臀筋・ハムストリングスの活動低下)
③ 股関節と脊椎の連動低下による腰背筋膜の滑走低下
④ 腰椎前弯の回避(脊柱管狭窄症の影響)

→特に④により腹腔圧が保てず、
体幹の不安定さが持続している状態

🔵施術内容

①肩周りの調整
・肩甲胸郭関節の可動性向上
(前鋸筋・肩甲下筋・外腹斜筋・広背筋)
・事前に三角筋・大胸筋・上腕二頭筋の緊張緩和

②内転筋・下肢へのアプローチ
・内転筋短縮=大胸筋・ハムスト低下→大腿四頭筋過活動の連鎖
・大腿四頭筋・ハムスト・内転筋の滑走調整
・下腿三頭筋は起始部(ハムスト連結)から調整

③体幹連動の再構築
・大臀筋・ハムスト・腰背筋膜の連動性向上
・多裂筋・下後鋸筋の活動は不十分(支持不足)

🔻施術後の反応と課題

●動きの特徴
・体幹の支持が弱く、四肢優位の動作
・フィードフォワード機能が働いていない
・腰椎前弯回避が残存
・骨盤後傾→大臀筋・ハムストが使いにくい

→結果として
大腿四頭筋・下腿三頭筋の過使用が持続

●エクササイズ
・ゴムバンド+ワイドスクワット
→体幹の反応は不十分

・腹圧補助具使用後
→腰椎前弯が出やすくなり体幹安定
→初めて狙った筋活動が出現

●感覚への介入
・理解優位で感覚入力が弱い傾向
・腰に手を添えるだけで動作改善
→固有受容覚の促通

🔻気づきと変化

・両手挙上で脊椎が引き上がり腹圧が保てる感覚を獲得
・その状態での動作で体幹支持が持続
・動きがスムーズに変化

「これは分かりやすいです」との反応あり

今回大きかったのは、
ご自身の使い方と身体への影響に気づかれたこと。

今後は、
感覚入力(固有受容覚)の活性化が重要と考えらる。

このような感じで身体の状態、その方の今の身体の感じ方に合わせて全てカスタマイズ(決まった流れや方法はない)にて実施しています。

この内容はかなり簡略したことと、少し前の記録なので現在の進め方とご提案内容も異なりますのであくまで参考として捉えてください😌

 

こちらの内容はあくまで記録としてまとめたものです🍀同じお客様でも、同じような症状にみえても、実際のお身体状態は都度異なりますのであくまで一例として内容をお取りください。
また、実際にお身体の状態をお伝えする際には、専門用語はなるべく使わず、ご自身で身体を理解していける形でお伝えしております。
また、お伝えする内容や量についても、ご希望に合わせて調整しております🌸

整体「華羽」原田文

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